夏場は商いが少なく値動きが読みにくい、と感じたことはありませんか。今日は「商いの薄い相場でどこに注目すべきか」を中心に、今週の投資ニュースを整理します。
- 日経平均が328円高となった「夏枯れ相場」の中身
- NISAに続いてイデコが注目される理由
- オルカンを上回った好成績ファンドを選ぶときの注意点
今日の3行まとめ
- 日本経済新聞によると、日経平均は終値で328円高となり、売られすぎていた銘柄に買いが入ったが、商いは低調な夏枯れ相場が続いている
- 毎日新聞は、「貯蓄から投資へ」の流れの中で、NISAに続いてイデコ(個人型確定拠出年金)にも関心が広がっていると報じている
- SBI証券のまとめによると、直近1年間でオルカン(全世界株式)の成績を10%上回ったファンドが複数あり、こどもNISA(未成年口座)で対象になりうる商品も紹介されている
今日の注目ニュース3選
日経平均終値328円高、売られすぎ銘柄に買い 商い低調の夏枯れ続く
日本経済新聞によると、日経平均株価は終値で328円高となり、それまで売られすぎていた銘柄に見直し買いが入りました。ただし全体の売買代金は少なく、「夏枯れ相場」と呼ばれる閑散とした地合いが続いているとされています。
📌 投資家への影響・考察:商いが薄い時期は、少ない売買代金でも株価が大きく動きやすくなります(つまり、参加者が少ないぶん値動きの振れ幅が普段より大きくなりやすいということです)。個別株を保有している方は、この時期の値動きだけで一喜一憂せず、9月以降に商いが戻ってからの動きも合わせて確認するとよいでしょう。
「貯蓄から投資へ」の主役はNISAからイデコへ?
毎日新聞の記事では、これまで「貯蓄から投資へ」の流れを牽引してきたNISAに続き、掛金が全額所得控除になるイデコ(個人型確定拠出年金)にも関心が広がっている様子が伝えられています。
📌 投資家への影響・考察:イデコはNISAと違い、原則60歳まで引き出せない代わりに掛金が所得控除の対象になるという特徴があります(つまり、NISAが「いつでも引き出せる自由度」を重視した制度なのに対し、イデコは「老後資金づくり」に特化した制度だということです)。すでにNISAを活用している方は、資金の使い道(近い将来使うお金か、老後まで置いておけるお金か)を整理したうえで、イデコの併用を検討する価値があります。
オルカンを10%上回った1年好成績ファンド7選
SBI証券のまとめによると、直近1年間の運用成績でオルカン(全世界株式インデックス)を10%以上上回ったファンドが複数あり、中にはこどもNISA(未成年口座)で購入対象になりうる商品も含まれているとのことです。
📌 投資家への影響・考察:オルカンを上回る成績のファンドは魅力的に見えますが、多くはインデックスに連動しない「アクティブファンド」であり、値動きの振れ幅や信託報酬(運用コスト)がインデックスファンドより高い傾向があります(つまり、過去1年好成績でも、今後同じ結果が続く保証はないということです)。積立の中心はインデックスファンドに置きつつ、こうしたファンドは資産の一部で試すという考え方が安心です。
図解:今日のニュースが投資につながる流れ
graph TD A[夏枯れ相場で商い低調・日経平均は328円高] --> B[少ない売買代金で値動きが振れやすい] C[NISAに続きイデコへの関心が拡大] --> D[非課税投資の選択肢が広がる] E[オルカンを上回る好成績ファンドが話題に] --> F[インデックス以外の選択肢も増える] B --> G[投資家は制度と商品の両面で選択肢を整理] D --> G F --> G
あなたはどのタイプ?投資スタイル別の見方
| タイプ | こんな人 | 今週の考え方 |
|---|---|---|
| コツコツ積立型 | NISAで毎月一定額・長期保有 | 夏枯れ相場の値動きに動じず、いつも通り積立を継続する |
| 個別株チャレンジ型 | 自分で銘柄を選びたい | 商いが薄く値動きが振れやすい時期であることを意識する |
| 様子見・現金多め型 | まだ始めたばかり/慎重 | NISAとイデコ、どちらが自分に合うか制度の違いから整理する |
今週の株価トレンド
| セクター | 注目度 | 主な材料 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均・国内株全体 | 中 | 夏枯れ相場、売られすぎ銘柄への見直し買い | 商いが薄く値動きが振れやすい点に注意する |
| NISA・イデコ | 高 | 「貯蓄から投資へ」の主役交代の動き | NISAとイデコの制度の違い(引き出し制限・所得控除)を確認する |
| 投資信託・アクティブファンド | 中 | オルカンを上回る好成績ファンド7選 | 過去の成績だけでなく信託報酬やリスクも合わせて確認する |
| 米国株・決算関連 | 中 | 9月決算予定のマイクロン・テクノロジーなど人気銘柄 | 決算発表前後は値動きが大きくなりやすい点に注意する |
よくある質問
Q. 夏枯れ相場のときは投資を控えたほうがいいですか?
A. 夏枯れ相場だからといって積立をやめる必要はありません。NISAのつみたて投資枠で毎月一定額を積み立てている場合は、値動きが大きい時期こそ淡々と継続することで、価格が高い時も安い時も分散して買う効果(ドルコスト平均法)が期待できます。
Q. イデコとNISA、両方やったほうがいいですか?
A. 一概には言えませんが、NISAは年間360万円までの非課税枠でいつでも引き出せる自由度が高い制度、イデコは掛金が全額所得控除になる一方、原則60歳まで引き出せない制度です。近い将来使う予定があるお金はNISA、老後まで使わないと決めているお金はイデコ、という形で使い分けを検討する方もいます。
Q. オルカンより成績のいいファンドに乗り換えるべきですか?
A. 直近1年の成績だけで判断するのは注意が必要です。アクティブファンドは信託報酬(年0.5〜2%程度のものが多い)がインデックスファンドより高い傾向があり、今後も同じ成績が続く保証もありません。積立の中心はオルカンなどのインデックスファンドに置き、余裕資金の一部で試すのが安心な始め方です。
- □ 保有銘柄・保有ファンドの値動きが夏枯れ相場特有の振れによるものか確認する
- □ NISAとイデコ、それぞれの制度の違い(引き出し制限・所得控除)を整理する
- □ 気になるアクティブファンドがあれば信託報酬と過去の成績推移を確認する
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⚠️ 免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任のもと、必要に応じて専門家にご相談のうえ行ってください。